いつもは月末にまとめて映画レビューするんですが、今回はシン・ウルトラマン単独でレビューします。
初めに言っておくと、自分はウルトラマンの熱烈なファンではないです。小さい頃にウルトラマン見てたけど、ほとんど忘れているので。このレビューは一般人の感覚に近いと思う(ケモナーだけど)
シン・ウルトラマン見終わった後、こう思いました。
シン・ウルトラマンはサイコー!
前回(?)のシン・ゴジラは面白かったのですが、政治家同士の辛みのシーンはあまり好きじゃなかったので、今回のシン・ウルトラマンは顧客の見たかった要素てんこ盛りで美味かったです。
おっ、そうだ(唐突)。今回の記事タイトルは、シン・ゴジラの感想を、最高級の白米に例えて炎上した漫画にちなんでます。
そう言えば、シン・ゴジラ公開の2016年て、ズートピアと君の名は。とこの世界の片隅にの神映画だらけの年でしたよね。新海誠監督の最新作はどうかなぁ?
では、ここからネタバレに突入します。
ネタバレ注意
冒頭で、怪獣(作品中では禍威獣)たちが次々と紹介されて倒されて、心躍ります。
自分は動物や怪獣が好きなので、こういうの好きなんだわ。
対策スタッフの専門的な会話が高度で、以前見た大怪獣のあとしまつとの格の違いを見せつけます。
あれ? シュワッと言ったり、カラータイマーが無い。これが令和のウルトラマンか?
8番目の放射能持ちガボラが出現すると、斎藤工演じる神永がデウスエクスマキナと叫んでウルトラマンに変身。そして、ギンナンの悪臭放射能を拡散しないように宇宙へ持って行きます。これ、大怪獣のあとしまつ?
内閣のメンバーの2人が大怪獣のあとしまつに出演してるため、どうしても大怪獣のあとしまつが頭によぎって集中できない。
ちなみに、大怪獣のあとしまつ主演の山田涼介と、シン・ウルトラマン出演の有岡大貴は同じHEY!SAY!JUMP!で、金田一少年の事件簿Nで共演していたこともあるよ。同じアイドルグループで、出演する作品の格差ありすぎんだろ。また鋼の錬金術師やるし、山田涼介は前世で何か悪いことしたんか?
話を戻します。
怪獣やっつけて一安心と思いきや、CV津田健次郎の宇宙人扮する偽ウルトラマンが出てきたり、神永と同僚の女性(長澤まさみ)が巨大化したりと、ヲタク心くすぐる演出が続きます。
そして、山本耕史演じるメフィラスが地球を独占しようとするも、ウルトラマンの嗅覚によって失敗。これで終わりかと思いきや、今度はCV山寺宏一のゾフィー兄さんが出現。地球をゼットンによって滅ぼすとのこと。
ゼットン? 以前、友達の家でウルトラマンのゲームした時に、やたら強かったやつやないかい。この作品でも、ウルトラマン単体では勝てない強さ。人類滅亡だぁ!
しかし、人類を好きになったウルトラマンが、有岡大貴演じる滝に、高次元な技術開発のヒント論文を残したおかげで、ゼットンを倒す方法が見つかる。
ウルトラマンはゼットンと相まみえて別の次元に飛ばされたが、ゾフィー兄さんがやってきて、融合してた神永の体を解放。神永は生き返ってハッピーエンド。良かった良かった。
あれ?
でも、ウルトラマン自体は死んだかウルトラの星に帰ったから、今後やってくる宇宙人に対抗できるのがいなくね?
人類の叡智を集めて対処していくしかねぇな。
後でパンフ読んだら、今回の映画は、庵野秀明さんが初代ウルトラマンシリーズの5話をまとめた脚本書いたようですね。
だから、見た後に、2時間の映画なのに、1年分の充実感が味わえたというワケか。
予告ではそんな面白い感じがしなくて、またシン・ゴジラっぽい感じかと思っていたので、いい意味での予告詐欺でした。大怪獣のあとしまつがハードル下げてたのもあるかな。
バトルシーンはCGのなめらかな動きはもちろん、原作を意識した人形っぽい回転もあって良かったですね。
これを機に、ウルトラマン本家も視聴しようかな。
シュワッチ!
エンディングテーマも聴いてね↓