※この記事は、ネタバレ要素満載なので注意!
パラダピアはとても良いところです。
大人は農業に従事し、子ども達は自分のペースで学力と体力を鍛えて成長していきます。飢えも争いもない平和な理想郷です。
パラダピア最高!!
は全て詐欺です!
予告見た時から、パラダピアを作った三賢人が怪しいと思ってたわ。
だって、これってポル=ポトの原始共産主義だもん。
ポル=ポトの司令文書の一部
「我々は独自の世界を建設している。新しい理想郷を建設するのである。
したがって伝統的な形をとる学校も病院もいらない。貨幣もいらない。
たとえ親であっても、社会の毒と思えば微笑んで殺せ。
今住んでいるのは新しい故郷なのである。我々はこれより過去を切り捨てる。
泣いてはいけない。泣くのは今の生活を嫌がっているからだ。
笑ってはいけない。笑うのは昔の生活を懐かしんでいるからだ」
パーフェクトネコ型ロボットのソーニャが久しぶりに笑ったと語っている通り、パラダピアの住民ほとんどが表情に乏しく、決められた行動を取っている。
皆が夜8時から朝5時に起きて、大人は仕事をして、子どもは学校に行く。食事は皆が集まって、食堂近くで食べる。1人になる時間、全然ないやん! 娯楽もなさそうだし。
「皆で何もかもを共有する」という原始共産主義そのものではないか。
ジャイアン達が洗脳されて丁寧語になって、前の生活に戻りたくないと語る描写はとても怖かった。現実に、こういう国や宗教団体があるので、気をつけようね。
しかし、天才科学者が生み出した洗脳光線も、ドラえもん・のび太としずかちゃん・ジャイアン・スネ夫の絆の前には無力だった。他者の考察では、今までは外の世界で孤独な子どもを多く連れて来たので、頼れる人がいなくて簡単に洗脳できたが、のび太達は強い絆があったので、洗脳が解けやすかったとありました。
あと、のび太がドラえもんのひみつ道具で洗脳されがちだから、洗脳にかからなかったという考察もあってオモシロ。のび太は独裁者になるほどだし
終盤で、パーフェクトネコ型ロボットのソーニャが、ポンコツタヌキ型ロボットのドラえもんのひみつ道具を使って、困難に立ち向かうのはとても良かったですね。蘇った時も、ちゃんと四次元ポケットつけてるし。
エンディングでソーニャは全裸になってますが、
あれ……初めて見た時……
なんていうか……その…下品なんですが…フフ……勃起……しちゃいましてね………
今まで服を着ていたキャラが全裸になるのはエチエチだと思います!
その逆が大魔境のペコ王子?
あー。それにしても、今回登場したへんしんビームいいですね。それでオオカミやカワウソに変えられたい! でも、虫化はご勘弁!
ところで、パラダピアの牧場で、人間みたいな髪型の牛がいたんですけど、あれって元人間なんですかね? のび太みたいに、いくらやっても成長・洗脳できない落ちこぼれが動物に変えられてるとしたら……。ディストピア!!
ちなみに、来年の映画予告ヒントはオーケストラでした。
ジャイアンのボエ~な歌声やしずかちゃんのクソ下手ヴァイオリンが活躍するのかな? 楽しみ楽しみ。