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色あるよ(笑) 映画ドラえもん のび太の絵世界物語の感想(※ネタバレ有り)

 過去の映画ドラえもんレビュー

 

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 公開初日に見てきました。絵世界物語は、映画ドラえもんの中では傑作だと思います(一昨年・去年の映画より面白い!)。近くにいた子連れの父親も意外と面白かったと言っていました!

 

 オープニングでドラえもんたちが色んな名画の中に入り込むのがとても面白くて、最高傑作だった去年のOPを瞬時に超えてきました。YouTubeでOPだけ期間限定公開されないかしらん。

 

 アートリア公国の描写は暗黒の中世史観やナーロッパではなく、ちゃんと古代ローマ帝国の文化の流れをくむ感じで描かれていて実に良かったです。荘厳な中世のお城、にぎやかな市場、黄身や植物から顔料を取る描写が好きですね。

 

 そのアートリア公国は、13世紀のヨーロッパの架空の国の設定です。13世紀は十字軍によってビザンツ帝国が分裂したり、モンゴル帝国軍が攻め込んできたり、神聖ローマ帝国大空位時代に突入したりと、もうめちゃくちゃ大変な時期。この頃に、ケンブリッジ大学ソルボンヌ大学の創設、ヴェネツィアでガラス鏡の発明、マルコ=ポーロの東方旅行出発など、重要な出来事も起きています。

 

 ああ、今回のラスボスはドラえもん映画史上最強クラスで、観ていてもうダメだぁおしまいだぁ(CVベジータ)という気持ちになりました。でも、その危機を救ったのが何と……。

 

 ここからキャラごとの振り返り&ネタバレ行きます。

 

 

 

 

ドラえもん

 ご存じ22世紀のタヌキネコ型ロボット。

 映画では壊れたり、四次元ポケットを無くしたりして、ポンコツになるのが定番だが、今回はかなり活躍したと思う。ただ、イゼールには敗北してしまう……。

はいりこみライト使って、マッチョ獣人たちの絵の中に入りたいなぁ。

 

のび太

 父は絵が上手いが、彼自身は絵が下手で悩んでいた(原作では犬を猫のように描いてしまう画力)。小学4年生ならまだまだ伸びしろあるから、そんなに気にしなくてもいいと思うな。私自身も小4の時は虫や魚以外の画力が壊滅的だったし。

 

 映画の終盤で、ドラえもんが戦闘不能になった大ピンチ時に、自身の描いたへたっぴドラえもん(映画公式の愛称)にひみつ道具を貸してもらう。そのへたっぴドラはミニドラみたいな舌足らずの口調だけど、のび太君を愛しているのが伝わってきて、何かほっこりした。

 マイロ君の自分の好きな物を描けばいいというアドバイス通り、のび太にしか描けない大好きなドラえもんを描けたんじゃないかな。

 

しずかちゃん

 ひみつ道具の力で箒に乗って、魔法少女しずかに!

その箒の飛行センスあるなら、ホグワーツ魔法学校でも活躍できるかも? 組み分け帽子はグリフィンドールかスリザリンで悩みそうな気がする。

 

スネ夫

 世界中の名画の複製画&分厚い大百科事典シリーズを所持。さらに古代史の知識を披露し、出木杉君の唯一の出番を完全に奪ってしまった。今回はドラのびの友情がメインであんま目立たなかったけど、映画公開前のテレビアニメではロバに異世界転生してケモナーの注目を浴びたからいいじゃないの?

 

ジャイアン

 今回はラスボスが強すぎるため、あんま活躍シーンが無かったな。ただ、火口に落とされそうな時に、板を噛んで自分とスネ夫の体重を支えるというバケモノ芸を披露した。

 

クレア

 雰囲気が前作ゲストのミッカに似てると思いきや、一人称わらわ&ワガママ属性のいいキャラだった。劇中でドラえもんと行動を共にしていたのは絵の中のクレアで、風呂に入らないのが伏線でビックリ。でも、本物のクレアも絵の中のクレアの記憶を共有していて良かった。

 

チャイ

 絵の中から出てきた小悪魔コウモリ。意地悪な性格だけど、頼まれたらちゃんと付き合ってくれるいい奴。はいりこみライトの効力が切れて消えたのは悲しいけど、中世ヨーロッパに喋るコウモリが出現したら、歴史変わっちゃうからしゃあないか。

 

マイロ

 宮廷画家の息子。

 絵が上手く、後世でも美術の専門家に好評な模様。唐獅子を描いていたので、東洋の知識もあるのかな。

 

パル

 予告でいかにも悪役の雰囲気を醸し出していたが、実際はタイムパトロールドラえもん並みにドジりちらして、あんま頼りにならない。

 吹き替えをした鈴鹿央士さんの声があまりにもアニメに合ってなくて、早く退場しろと思っていたら、本当に途中退場してしまった。ここ数年の映画ドラえもん芸能人声優は当たりが多く、本作のサンドウィッチマン藤本美貴さんも違和感無かったので、悪い意味で浮いていた。アニメの吹き替えが2回目なのに、どうして……。

 

ソドロ

 道化師と見せかけて、アートリア公国の絵を未来に売り飛ばしていた小悪党。

 イゼールをはいりこみライトで目覚めさせて石化させられる、悪人がモンスターを作ってやられるお約束を披露してくれた。

 

イゼール

 世界のあらゆる物の色を奪って石化させる恐ろしい敵。色ないよ(涙)。ドラえもん一行をのび太以外全滅させ、モーセステッキで戻した水流も石化するという邪悪ぶり。俺はこの世界の色を奪い尽くすだけだ(空耳)。これ描いた人はこんなクソ世界滅びろ、または世界を終わらせる最強のモンスター描ける俺スゲーなんか思っていたのだろうか?

 あと、イゼールが赤いドラゴンに変わっていくシーンはTF味があって好きです。でも、顔がクトゥルフ神話のタコみたいなのが残念。

 

 

 ちなみに、記事のタイトルの色あるよ(笑)は、ドナルド・マクドナルドの逆再生のエロあるよ(笑)からもじっています。絵の色、イゼールによって色が失われる、微笑ましい派手な色のへたっぴどらえもん、ラスボスを目覚めさせたのは道化師という複数の意味合いが込められています。最近マクド行ってないなぁ。

 

 

来年のドラえもん映画

 

 来年の映画の舞台は海です!

 予告映像では、イルカやクマノミなど海の生き物がたくさん出てきました。過去の海系の作品がいくつかあるため、リメイクかオリジナルのどっちか分かりません。オリジナルなら嬉しいなぁ。

 ここ数年の映画のテーマが、洗脳教育→音楽→美術と来ているので、何かしらの学校の科目かもしれません。水泳? 海の生物? はたまた違う科目かも? 情報公開が待ちきれん!

 

 

 昨年末に見た映画の感想は後日まとめます。